明けましておめでとうございます!井上範大です。今年もよろしくお願い致します。
2020年最初の投稿になります。
ゴルファーによって、どのように上達のプロセスを歩んできたのかは様々だと思います。
ただ、どんなゴルファーでも上達は以下の4ステップだと私は思います。<上達の4ステップ>
ステップ1:ベースの構築(基礎を学ぶ)
初心者、クラブの振り方が理解出来ていない段階です。
レッスンではよくセットアップからスタートしてしまいますが、それよりも地面に静止しているボールに対してクラブをどの様に動かすとミート出来るのか?を学んでいく大切な段階です。100切りの出来ていないゴルファーの多くはこの基礎を飛ばしたり、理解していないまま次のステップへ進んでしまっている状態かもしれません。
私としては…
アイアンによるハーフスイング練習よりもパッティングやアプローチの練習が有効だと思います。
ステップ2:ベースの向上(基礎力の向上・再現性の強化及び向上)
次にゴルフスイングとして形になってきてパフォーマンスに拘りが強くなる段階です。
ある程度、経験や練習量をこなすとパフォーマンスの良し悪しの差に気付き、評価しますが、その原因までには明確には至らない状態です。またスイングのエラーによるミスショットは引き続き基礎力を高める必要があり、ハーフスイング練習やショートピッチ(落とし場所が近距離)の練習など繰り返し同じことが体現できるかどうかを図る練習が効果的だと思います。
それら練習の中で、どの様にすると再現性を高めていけるのかご自身の感覚や感性が大切になります。
ここを脱していけるかが、常に100切りや中級者以上になるための障壁かもしれません。
ステップ3:応用(思考・コースマネジメント)
この段階では、前回【ゴルフ上達】パット数を減らすためのポイントでも書いた様なグリーン上における考え方だけではなく、ステップ2までで培ったスキルの中でコースを読み・マネジメントとしてショットを作りあげ・その中でどの様にスコア作りやゲームを運んでいくのかを学んでいく必要があります。ここを脱していくことが出来ると、常に90切り、上級者の仲間入りといった感じかもしれません。
ステップ4:テクニカル(効率性、コントロール、距離感、引き出し)
この段階はゴルファーによってもどこまで求めるのかが分かれるかと思います。
ステップ3の段階でも上級者ですが、ローハンデを目指す方はどこまでスキルを磨いていけるのかだと思います。
飛距離アップという効率性、ボールの高低・インテンショナルボールなどの球種、ライ・レイアウト・風向きなどのラウンド中、遭遇しうる状況によるイメージや距離の出し方…etcこの段階における全ての項目は難易度が高く、練習が上級者の中での差にもなってきます。
テクニカルなスキルを磨いて、そのレベルが高くなればなるほど、80切りやそれ以上の境地に近づいていくことになります。
もしこの段階で挑戦中の方は、焦らずじっくり確実に上達していくというマインドセットで取り組んでみてください。
最後に…ステップ1の方は「当てる・打てる」ことよりも「打てる動きを覚えていく」ことを大切にしてください。
ステップ2の方はご自身の感覚や感性が見つけられるまで、とことん練習してください。練習は裏切りませんよww
ステップ3の方はご自身のスキルの中で、必ず1打1打考えながらラウンドをしてみてください。(ティーショットからカップインに至るまで)何と無くや感性だけではゴルフは上手くなりませんよww
ステップ4の方は上手くいかなくて、ステップ2へ戻ってからこの段階に戻ってきても良いと思います。それは決して上達していないとか後退したということではなく、テクニカルなスキルを得るためにヒントを探しに少し戻っただけです。
私は頑張る全てのゴルファーを応援しています!
それでは皆さんゴルフ場でお会いしましょう!
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