こんにちは井上範大です。
少しずつ夏の足音が聞こえてくるような陽気が増えてきていますね!
さて今回は実践に繋がる練習について私の考え方をご紹介していきたいと思います。
目次
1. 全てのショットは一期一会?
2.練習場だと上手く打てるのに…の正体
3.どんな練習をするべきなのか?
4. 練習は量より質か
1.全てのショットは一期一会?
皆さんの中で上達を願い日々練習をされている方も多いかと思いますが、練習場でコースでのパフォーマンスに繋がる練習をされているでしょうか?
例えば100切りを目標としているゴルファーの場合、ナイスショットの確率が低いことでスコアを崩してしまうケースも少なくない為、出来るだけ大きなミスをしないスイングを身につけることにフォーカスをしていくと思います。
ただプレーしている中で遭遇する全てのライで、全く同じ状況というのは18ホール通しても1つとありません。
言うなれば、ティーショットからパッティングに至るまで全て一期一会のショットになる訳です。私も20年以上ゴルフを楽しんでいますが、思い返しても同じ状況は1つとありません。
2.練習場だと上手く打てるのに…の正体
コースと練習場でのゴルフに差を感じている方は、俗に言う「練◯場番長」になっているかもしれません。真っ直ぐなショットを打つ練習を目指して、スイング作りをしているゴルファーになっていませんか?
大人ゴルファーのゴルフにかける時間や頻度は、貴重で限りがあるかと思います。
スイング作りをしながらフルショットの再現性を高めることも大切ですが、限りある練習時間や頻度の中で早く上達を目指していくのであれば、コースのパフォーマンスや結果に繋がりやすい練習をおこないましょう。
3.どんな練習をするべきなのか?
全てのショットは一期一会と言いましたが、それではどんな練習をするべきなのでしょうか?簡単にいうと…どんな状況でも「打開できる力」を身につける練習が大切です。
コースの様々な状況でナイスショットができるスイングではなく、打開できる対応力の高いスキルを身につけることが上達への鍵になります。特に90切りを目指していくゴルファーからはこの領域に入ってきます。
その対応力を磨く練習として最も重要なのは「当て勘」を高めていくことです。
ここでいう「当て勘」とは…ただ芯に当てることではなく
「クラブの入射角」「フェースの当てる箇所(打点)」「クラブスピード」「フェースの向き」この4つを少しずつコントロールできるようになることが「当て勘」です。
4.練習は量より質か
限りある時間の中で、上達を早めるには練習の質は重要なファクターになると思います。
「当て勘」を高めることが練習時間の質を高めることになるのかは、ゴルファーレベルにもよるかと思いますが、少なくとも真っ直ぐ飛ばすだけのスイング作りよりは質の高い練習になるかと私は思います。
上達で伸び悩んでいる方はコースで打開できる力を高める練習を取り入れてみてくださいね。
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