こんにちは井上範大です。
先日都内で開催されたスイングカタリストのセミナーに参加してき ました。
5月にも開催されたセミナーですが、 今回は9時間という前回よりも更に掘り下げた内容で学んでいきま した。
講師はエリック・ブロムクイストCoach
スウェーデン出身で、現在ノルウェーで「バランスゴルフ」
今はスイングカタリストを使用して、
■スイング カタリストとは
元々はスキージャンプ用に開発をされた足圧を測る機器です。
開発者の1人がゴルフが好きで2006年にゴルフ用が開発されま した。
内部に3Dモーションプレートとバランスプレートが搭載されてい て、 スイング中の足圧の変化やゴルファーにとってスイングの力の源に なっているエネルギーを判断することが出来ます。
■ 良いスイング とは
まずセミナーの冒頭、私達にエリックコーチから「良いスイング とは?」という質問を投げかけられました。
エリックコーチは「効率の良いスイング 」と言います。
理由は…
効率の良いスイングは再現性が高く、飛距離も出て、 怪我や故障のリスクが少ないスイングだと。
そのためには、ボールを打つことやクラブを動かすことではなく、 力を出せる身体の動きにフォーカスしていくことが大切だと語って いました。
私もこの考えには共感で、 コーチングをしていてゴルファーが100人いたら100人全く違 う感覚があるということ。
ただゴルフレッスンというと、 どうしても形やクラブの話にフォーカスしてしまい個々の感覚は二 の次という感じに疑問を感じていました。
「ゴルフに正解はない」という言葉の裏には…
「それぞれゴルファーには個々に合った正解がある」 という事だと強く感じました。
■力の源とは
スイングカタリストから測れる力は以下の3つがあります。
①ホリゾンタル(横に働く力)
身体を水平方向(横)への力
②トルク(回転する力)
身体を回す(回転させる)力
③バーティカル(縦に働く力)
身体を垂直方向(縦)への力
これら力の源はプロであっても全員違い、 同じようにスイングが見えていても力の使い方が異なります。
また力の源によって、 スイング傾向も違うためマッチしたグリップの形も異なります。
■エーミングの重要性
エリックコーチはエーミングの重要性についても語っていました。
エーミングには「スタティック(静的な)エーミング」と「 ダイナミック(動的な)エーミング」 の2つ存在するということです。
スタティック(静的な)エーミングとは、スクエア、オープン、 クローズといったスタンスの形からくる外部的に確認できるエーミ ングのことを指します。
一方、ダイナミック(動的な)エーミングとは、 実際にスイングした時の足圧のかかり方や動き方を指します。
特にアマチュアゴルファーはこの2つが大きく異なっていることで 、パフォーマンスを落としていると言われています。
当日はライブレッスンという形でアマチュアゴルファーの方も直接 エリックコーチから指導を受けていましたが、 エーミングのコントロールをすることでクラブ軌道やパフォーマン スにも変化が見られました。
「スイングではなく、力の出せる身体の動きを見つける!」
とても興味深く、有意義な1日となりました!
今回の学びを今後のレッスンにも活かしていきますので、 楽しみにしていてください。
来年はアカデミアも開催して、 さらに皆さまのゴルフが変わるお手伝いもさせて頂きます(^^)
それでは皆さんゴルフ場でお会いしましょう!
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